頂いた言葉
(随時更新)

資産は自分のものではなく次世代に受け継がせるもの

渋谷紘一さん
渋谷登美子さん

多角的な資産防衛を提案してもらえる

ー財産承継を迎えるご家庭では、税理士などに委託するケースが多いと思われますが、渋谷様は何故、専門のコンサルタントに委託されたのでしょうか?

(登美子さん)
私は、40代後半から岐阜に我が家の資産管理を任されておりました。主人は、多忙で資産管理について向き合う時間が取れなかった為、義父と二人で所有する土地をなんとか孫の代まで残そうと、相談しながら管理をしてきました。当時は、不動産屋さんや税理士などいろいろな知り合いに相談して、相続が発生したらどれくらいの支出が必要になるのか想定して準備をしていました。土地を処分したのは相続のときだけです。ただ、早めに手を打っていたので、幸い土地を残すことができました。その土地を、孫の代まで受け継がせることが岐阜の遺言でしたので、今後について、どうしたものかと考えあぐねたのが、資産防衛コンサルタントの松本さんに相談したきっかけです。というのも、長男夫婦には子どもがなく、次男の子どもに承継する必要があり、私だけの判断では難しいと思ったからです。義父の代には、広い土地と、山林、それに自宅周辺に田畑もありました。義父が戦争から帰って一生懸命働いて残してくれた土地ですから、大事にしたいという思いや責任を感じていました。その気持ちは主人より強いかもしれませんね(笑)

ー松本さんにお任せしようと思った理由は?

(登美子さん)
まず、課題が多すぎて私の知識だけでは解決できないなと思ったのがきっかけですが、松本さんのお話を伺っていくうちに、専門知識が豊富な上に、誠実さと実績の高さに一目置くようになっていきました。なによりも”土地を打って相続税を払うより土地を残しつつ税金を払えるようにするのが一番ですよね”というご提案をいただいたことが、お任せしようと思った理由です。これまでは、税金のことは税理士さんにお任せしておけばいいと思っていましたが、松本さんに相談するようになったことで、いろいろな対策の立て方があるのだということを知り、とても勉強になりました。実際、理事を務める農協の幹部に、松本さんの提案について話したところ、その内容に太鼓判を押されたこともあり、信頼してお任せすることにしたのです。

ー松本さんの手法の優れた点はどこでしょう?

これまでお付き合いのあった専門家の方々も優秀な方々でした。しかし、専門分野が分散していたため、時間がかかる上、全体像が掴めませんでした。でも、松本さんが束ねる専門家ネットワークは専門知識がある上に、若く、提案も早い。横のつながりがあるため、全体像を俯瞰して、1年ほどと驚くほど短期間で相続対策を完了させることができました。そのスピード感と対策の適切さが、最も優れた点だと思います。

短期間で適切な対策が実践できる

(登美子さん)
また、息子も松本さんのお仲間と年が近いこともあり、素直に一緒に相談に参加し、家族みんなが結束して乗り越えられたこともありがたかった。とても感謝しています。

(紘一さん)
私は一切関知していません(笑)。妻と息子に、安心して任せていました。

(松本)
途中から、相談相手は息子さんがメインで、奥様がアドバイスをするという形になりました。相続のプロから見ても、理想的な形で進めることができて、本当に良かったなと思っています。

(登美子さん)
私は私なりにこれまで培ってきた資産管理のノウハウがあるわけですが、公務員の長男は考え方が少々堅いところがあって、当初は意見の相違もありました。でも、そこはグッと我慢(笑)。将来的には任せるわけですからね。人間関係は1+1=2、といった単純なものではありません。賃貸関係や業者さんとのお付き合いににおいては、「1+1が、3にも4にもなる場合があるんだよ」、ということは、やんわりと伝えていました(笑)。おかげで、息子に長男としての自覚が芽生えたようで、それもすごく良かったと思っています。どこのご家庭でも、親が元気なうちに、相続について話すのは難しいことです。義父が、私が40代のときに、資産管理を任せてくれたのが、いまになって実を結んだような気がしています。

キャッシュフローが見える化される

(松本)
借入金についてはキャッシュフローが将来的に見渡せるよう、組み替えて戦略的なものにしてあります。一般的な相続対策は、現状を把握せずなんとなく動き出すことが多いのですが、渋谷様のケースでは、最初の半年は資産の洗い出しをした上で、多角的な視点から分析をし、その合理性を検証しながら戦略を練ることに費やしました。その後、一気に動き出し、不動産鑑定士には土地の評価額の圧縮を、不動産売却のプロにはマンションの売却を、手続きは司法書士に、新しい賃貸物件の建築は住宅メーカーの担当者と、それぞれのプロに力を駆使して同時並行で資産防衛対策に当たりました。

(登美子さん)
私たちは専門家ネットワークの総合力のおかげで、スムーズに機を逃すことなく判断することができたと思っています。30年間資産管理してきた私たちから見ても、それは見事な采配でしたね。自分たちの儲けではなく、我が家のことを真剣に考えてくれていることを、ひしひしと感じることができました。さすがプロフェッショナルだなと思いました。

ー新しい賃貸物件をペット共生型マンションにした理由は?

(登美子さん)
私の周辺を見ても、バブルの頃に欲をかいて資産を失った人や、資産管理に失敗した人はたくさんいます。やはり、欲張らず、早めに手を打たないと資産を守るのは難しい。資産は自分だけのものではなく孫世代まで受け継がせるものである、という信念が強くないと守れないのかもしれませんね。

これまでもお問い合わせはいただいていたのですが、既存物件の場合、他の住人との兼ね合いもあり、お断りしていました。でも、この周辺にはペット可の物件はほとんどないので新しい物件はペット共生型にしようと長男が決めました。

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