体育会系人材を「アスリート人材」と呼びたい。
アスリートとは、ラテン語で「賞を狙って競う人」を意味しています。
レベルを問わず、スポーツで勝ちたい、タイムを縮めたいと、本気で取り組んでいる人はすべてアスリートなのです。
これは、スポーツだけに限った話ではありません。
例えば吹奏楽部などで、賞を目指して日々頑張っている人もアスリートと言えるでしょう。
日々の努力の中で培われた、特別なポテンシャルをもっているアスリートには、 「物事をロジカルにとらえる批判的思考力」や、いろいろな「挫折を乗り越えるセルフマネジメント能力」が備わっています。
スポーツは肉体のパワーだけでは絶対に勝てません。
計画や戦略・戦術など考える力が必要になるのです。それらは監督やコーチが指導したこと、経験したことを、「批判的に思考していく力」です。
ビジネスでも必要とされる、 PDCA(Plan=計画、Do=行動、Check=確認、Action=改善)の思考回路そのものなのです。
AIにとってかわることのできない職業でこそ活躍できるのが「アスリート」。彼らが体得したものはすべて、社会に出てからも幅広く評価され、活躍するための武器になるのです。
アスリート人材が、自信をもってビジネスの世界で生きていくための唯一無二の書。
業界で活躍するアスリート人材や本書を読んだ読者からのメッセージを集めました。
12年間野球を続けてきたことの重要性や、続けたことの価値を改めて感じることが出来た。社会のプロになる為に失敗を生かし評価される人間になりたい。
私自信、野球では控えに回ることが多くコンプレックスを感じることがあった。しかしその分、自分の役割や周囲への配慮など考えることは多くあり、それが社会においては重要だと再確認できて自信に繋がった。
第1章 アスリートほどすごい人材はいない
第2章 アスリートには挑み続ける姿勢が身についている
第3章 アスリートには挫折を乗り越える勇気を持っている
第4章 アスリートは感謝の言葉を知っている
第5章 アスリートは人生の楽しみを知っている
第6章 アスリートの活躍の場は無限にある
第7章 アスリートの新しい挑戦が始まる